こんにちは、アラサー風俗嬢のみさきちです
私たち夜職業で一番の不安は将来についてが多いかなと思います
始めるときより上がるときの方がよっぽどむずかしいこの職業
目先のお金は出勤したらすぐに得られますが、未来のお金の不安は昼職の人以上に多いのではないでしょうか?
コロナになってから繁忙期は一瞬すぎてほぼ無いに等しく、永遠の閑散期生活が続いているところもありますね。もう出勤するだけで稼げる時代はとうに終わっており、夜職氷河期がきています
会社で入る年金などはないので、自分の年金は自分で用意して準備することが必要となってきます
『どうやって年金づくりするの?』ということで今回は、夜職の将来不安の解決の第一歩としてNISA(ニーサ)をおすすめしたいと思います!
NISAは聞いたことある人も多いかと思いますが「これって結局なに?得するの?」とわからない方にも始め方からやめるときのことまで解説していきますね!
短期で爆儲けとかできる商品ではないので、
- 老後資金や将来のお金をつくりたいと思っている方
- コツコツ長期投資が向いてる方
におすすめです
夜職の年金問題を解決するための手段の一つとして紹介したいと思いますので、かなり長くなりますのでよろしくお願いします!
NISAとは?=非課税口座です
NISAとは証券口座の一つで『税金がかからない口座』です
銀行にも普通口座や定期口座がありますが、証券口座バージョンの1つとして捉えてもらえたらいいかなと思います
資産形成するにあたって1番簡単で初心者の方でも始めやすいのがこの投資方法だと思います
一般口座や特定口座で株式投資を始める前にまず『NISA口座』です!
毎月の家賃などを払う感覚で、出費として思わず『固定貯金』として捉えるのがミソです
NISAにはまず積立NISAと一般NISAとの2種類あります。比較してみました
①運用できる商品が限られている
- メリット→たくさんある銘柄から悩まずに買える
- デメリット→買いたい商品が買えない
②運用益に税金がかからない
一般口座と特定口座には20%かかります
③運用期間に制限がある
- 一般NISA→最大5年(10年にする方法もある)
- 積立NISA→最大20年
いつでも引き出しは出来るのでいつでもやめることはできます
①NISA口座は1つの証券会社からしか開設ができず、一般・積立のどちらかしか選べない
どっちかにしたけどやっぱりもう一つの方がいいなという場合。契約は1年単位なので次の年になる前に契約の変更手続きをすることになります
その手続きはなかなか面倒くさいものとなっているみたいで結構時間もかかるようです
②非課税投資枠は使い切り
たとえば非課税枠が40万上限の積立NISAを選択した場合。
40万分買って10万分売ったとします。でも非課税枠は10万分の空き枠は復活することはなく、その年の非課税枠はもう無いという状態になります
③損益通算できない
ほかの一般口座や特定口座と株数や損益を合算できない。各口座で損益の計算をカウントすることになります
積立NISA
非課税期間20年・年間上限金額40万円(月33,333円)・20年間で最大800万投資することができます
金融庁お墨付きの商品なので、ぼったくり手数料の商品を除外してくれています
なのでここから選んでおくと、そう大きくは失敗しにくいよというメリットがあります
一度設定してしまったらあとは自動引き落としで放置です。黙々と積み立てるだけなので楽ですね!この楽さが人気の理由です
貯金が苦手な人でも1回設定をしてしまえば強制的に貯金されていくので、貯金が苦手な人ほどおすすめです!
「暴落時に積み立てていて大丈夫?」という心配の声もよくあります
- 短期の暴落→(長期運用する前提)むしろバーゲンセール!株数が多く買えます
- 20年後の暴落→アメリカのインデックス投資をして20年運用してればどんだけ最悪なタイミングで始めても損をすることは今までないという実績がある。非課税期間が終わった20年後でも運用は続けられる
NISAの非課税期間終了後は何もしなければ自動的に特定口座(課税口座)に移管されます
自動的に現金化されるわけではないので絶対に売らないといけないということではないです。
株のまま持ち続けることが出来るので、老後資金が目的だったらずっとそのまま持ち続けとけばいいかなと
未来は分からないけど過去の実績からみても一つ安心の材料になるのではないかなと思います!
積立NISAは長期非課税枠なので引き出すと本当はもったいないので『20年間持ち続けることが前提』です
『トレンド転換相場』や『下落相場』に耐えられなくて含み損のまま退場してしまう人も多いことも事実なので頭の片隅に入れておきましょう!
途中でやめたくなったら
- どうしてもお金が必要な場合→出金
- 別の商品に変更したい→それまで買ってきた銘柄は放置してまた新しく貯めたお金で別の商品を買う
の方が非課税枠のムダがないのでおすすめです
一般NISA
非課税期間5年・年間上限金額120万円・5年間で最大600万円投資することができます
- 1階 積立20万
- 2階 一般102万
満額122万円の上限金額になります
※SBI証券公式サイトから引用
▼1階部分
対象商品は『積立NISA』と同様で投資信託のみで、投資枠が年間20万円です
コツコツ購入することに限定されています
▼2階部分
対象商品は『一般NISA』と同様で個別株・ETF・リート・投資信託で、投資枠は年間102万円です
原則として2024年以降に始める人は、1階部分で積立投資をした人だけが2階部分を利用できます。その際20万を使い切る必要はありません
- 売却すること
- ロールオーバーして1年延長する
- 特定口座に移動する(自動)
非課税期間が終わったらロールオーバーを選択しなかった場合、そのまま特定口座(課税口座)に自動移動するか、売却するかになります
1と3の場合、6年目から税金がかかるようになります
2の場合、それが1年延びて7年目から税金がかかるようになります
5年の非課税期間が終了したときに、引き続き保有している銘柄を翌年新たな非課税投資枠に移行すること。
実質10年にすることが可能なシステムです
※りそな銀行公式から引用
積立NISAと一般NISAどっちがいいの?
ここまで違いは分かったけど「で、結局どっちがいいの?」ってなりますよね
結論、ほとんどの人は非課税期間が長い積立NISAで非課税枠をフル活用した方が良いと言われています
ですが『性格・投資目的・投資入金額』にもよって選び方が変わってきます
NISA | 積立NISA | |
年120万円まで | 非課税投資枠 | 年40万円まで |
5年 | 非課税期間 | 20年 |
ロールオーバーできる | 延長 | ロールオーバーできない |
様々な種類の投資ができる。自分で投資先や売買タイミングを決めたい人や、大きな利益を狙いたい人に向く。 | 投資できるのは国の基準委満たした長期運用向けの投資信託のみ。毎月自動で積み立てるので手間がかからない。子供の教育費・老後資金など堅実に資産形成したい人向き |
一般NISAより積立NISAが選ばれる理由は『一般NISAは銘柄選びがむずかしい』とされているからです
ロールオーバーがあるものの基本的には「5年であがる銘柄を選んで売り抜ける」ということなので、投資期間が短いということは元本割れするリスクも高くなるということになります。よって若干難易度が高いものになっています
一般NISAの場合、個別株で確実にあがる銘柄を買うのはむずかしいので右肩上がりになりやすい「インデックス投信」か「高配当ETF」を選ぶ人が多いです
配当金も無税扱いになるので「配当金がほしい人は高配当株(配当利回りの高い株)」「堅実にいくならインデックス(市場全体の値動きを表す指数)」がいいかなと思います
老後まで長いのでそういった非課税メリットの恩恵をたくさん受けるのは積立NISAだと思います。
ちなみに、、
そんな私は一般NISAを選択しました!
- 20年間も積み立てるのめんどくさいな
- 積立はほかの商品で同じことやっているしな
- 今は資金力があるからなるべく早く元本を増やしたい
といった理由からです
参考までに購入した銘柄はこちら
- 1年目→ETF(金・米株・インド株・米国債・米社債)
- 2年目→投資信託(全米株式)
- 3年目→投資信託(全米株式) ※予定
- 4年目→投資信託(全米株式) ※予定
- 5年目→投資信託(全米株式) ※予定
ですが、インデックス投資は経済が右肩上がりなのが前提としてなので、今のこの米国バブルがはじけそうな相場では5年という非課税枠期間中に元本割れする可能性もあるんだろうなと思っています
今後のプランとしては
非課税期間5年が終わる→ロールオーバー→(新NISA)→特定口座に移動→老後まで持ち続ける。です
こうすると『非課税メリットの恩恵を受けられなかっただけ』になるので個人的には良しとしています
積立NISAで買うおすすめの商品
NISA自体はただの口座で箱なのでNISAが良いのか・悪いのかではなく『何を買うのか』結局はこれが大切になってきます
ここで現時点での人気商品の紹介をさせていただきます。完全に好みなので性格に合わせてどうぞ!
1.eMAXIS slim 全世界株式(通称:オールカントリー)
→途上国や日本を含む先進国など全世界に投資・6割がアメリカ・小型株含まない
2.eMAXIS slim 米国株式(S&P500)
→アメリカ時価総額上位500社
3.楽天・全米株式インデックスファンド(楽天VTI)
→中小企業含むアメリカ全体3800社
NISAで購入する方法
まずお好きな証券会社に口座開設をします
口座開設が済んでいる方は飛ばしてください!
▼証券口座開設まだの方はこちら!
▼口座開設する方法
- 証券会社で口座開設(NISAも同時に開設する)
- 投資商品を選ぶ
- 購入する
今回は楽天証券で積立NISAの設定方法を説明していきます。
PC画面に入ってからは他の証券会社(SBI証券やマネックス証券など)もほぼ同じやり方なので見てみてください
■楽天証券の場合
パソコン画面から購入するのですが、スマホしか持っていない人もアプリからでも買い方があるのでそのやり方を紹介していきたいと思います
①アプリからPC画面を開く
ログインして右下にある「メニュー」
下にスクロールして「PCサイト」
※このとき出来なかったらログイン出来てない可能性があります(右下2番目にある「資産・照会」から入ります)
②今回はNISAを買いたいので右上にある「NISA・積立NISA」→「ファンドを探す」→「ファンド一覧から選ぶ」
③お好みの商品を選ぶ
※★と(★)マークがオススメです
もし自分が買いたい銘柄が決まっているならこのどちらかの方法で検索します↓
- 虫眼鏡マークのところから検索
- 資産タイプ・ファンドタイプ・投資地域にチェックを入れて検索
④買いたい商品のページが開けたら「積立注文」
⑤決済方法を選ぶ
(1)引落口座と積立指定日を選択
- 証券口座とマネーブリッジしている方→証券口座から引き落とし※お得!
- 楽天クレカを持っている方→楽天カードクレジット決済※お得!
- 楽天経済圏ではない方→その他金融機関の設定
楽天経済圏ではない方は楽天クレカつくるorマネーブリッジ設定してからでもアリです
- 積立タイミング:毎日・毎月
- 積立指定日:1日
(2)金額・分配金コースの設定
- 金額:¥33,333
- 再投資型・受取型
※基本的には再投資型が手数料的にも◎
- ポイント利用設定状況
(3)目論見書の確認をして注文の確認をして「取引暗証番号」を入力して「注文する」
これで次の月から引き落としが始まります!
まとめ
投資を始めて良かったのは漠然とした暗い未来が少しマシになったことですね
毎月生活するために働くので精一杯でした。そこから考えると今は余裕も出てきたのでこれからもコツコツ続けていきたいです
積立投資、お金も貯まるし心も安定するのでおすすめです
ひとつ注意ですが、NISAは短期で爆益を得られるものではないので、長期で最低10年くらいは保有するべき商品だと認識してくださいね!
長期でも10倍とかにはなりません。良いタイミングで始められて2倍と言ったところでしょうか。
あくまでも老後の貯金のための投資として現金貯金してるより増えるよ!くらいの感覚でおすすめします
(追記)
2022年5月16日に自民党が「NISA恒久化」を提言したそうです。
現状のNISAは運用期間の縛りがありますが、恒久化とはそれが無くなります
まだ完璧に法として決まったわけではないですがそうなってくれると嬉しいですね。
これが可決してくれるとつまり早く始めた人ほど”非課税枠が大きくなる”ので複利の力を感じることができ有利になります!
むずかしいことがたくさんで痛くなりますよね
私たちは一般的にいえば稼げる職業なので、無駄遣いをせず正しいお金の使い方をしたら老後は安泰になれる仕事だと思っています!
実際私も始めるまでに2年くらいかかったのでご自身でよく理解して納得されてから始めてみてくださいね♪
よくある質問
いつでも大丈夫です
A.下落をチャートから読める人ならそれが最高の選択だと思います
ただどこまで上がって下がるかわからないのが相場なので、初心者の方ですといつからでもいいんじゃないかな?という結論になります
A.審査待ちの時間抜きで約1時間ほど
口座開設→審査待ち→NISA購入・積立設定
A.運転免許証・マイナンバーカード
A.積立の設定を解除して売却するか、放置で株だけ保有します
A.自動的には振り込まれないので自分で売却する必要があります